団体で長距離をリーズナブルに移動したい場合、貸切バスを利用することがあります。飛行機や新幹線と違って料金を安く抑えることができ、長距離の移動でいえば夜間バスなどを利用すればこれらよりも安く済ませることができるのですが、大人数であるとチケットの確保が難しいという点と、特定の空港や駅、停留所までしか移動することができない規定の交通機関と違って、目的地の観光地や宿泊施設の近くまで乗り入れることができるからです。飛行機や新幹線などにも団体割引を適用している会社はあるのですが、時間はかかりますが人数によっては貸切バスを利用した方が安く抑えることができます。あまりにも少人数であれば、かえって高くついてしまう可能性がありますが。また、貸切バスの料金は移動距離によっても変化するのですが、基本的にバス一台を貸切る際は乗車する人数ではなく、バスの台数単位で料金が設定されているので、乗車する人数が多ければ多いほど、一人あたりの負担は減ります。
スキーやスノーボードを楽しむ人たちがいますが、大人数で行くことによって団体割引を受けることが出来て、リフト代が安くなることはご存知でしょうか。団体で行けば安くなるのはスキー場だけではありません。交通費も安くすることが可能です。貸切バスをチャーターして、大型免許を所有している人に運転してもらう方法があります。貸し切りバスというと、バス会社に依頼をして運転してもらうというイメージが強いかもしれませんが、これではあまり節約にはならないのです。しかし、運転する人もスキー場に行く仲間であれば話は変わってきます。運転手の労をねぎらってプレゼントをしたり、乗車している人からお金を集めてそのお金を運転してもらった代金に充てることもできます。料金的には、人件費は自分たちの仲間から運転手が出ている分安くなるし、個々で行くよりも燃料費等を考えればお得なのは明らかです。また、人数が多ければ多いほど一人当たりの負担が減ることになります。
最終更新日:2017/3/2